やまなし短編映画祭2022
山梨にゆかりのある映画監督・映像作家の作品を毎月上映します。
11月はノリコ ナカムラ監督の「In the beginning is chaos」と、井原 純平監督の「GRAFFITI」と、山中 美於監督の「うつる」をカップリング。
「In the beginning is chaos」(2022 / 7min)ノリコ ナカムラ
生まれたばかりの新生児はまるで混沌そのものです。
出産を通して私の子宮は小さな混沌を生み出しました。
出産後、伸びきってぶよぶよのお腹の中で私の子宮は空っぽになりました。
産後鬱の症状として、私は過去のトラウマ的な体験のフラッシュバックの混乱を経験しました。
まるで空っぽになってしまった私の子宮が混沌としたものを体に吸い込もうとしているようでした。
このビデオ作品を通して私は母性と混沌の関連性を見つめます。
「GRAFFITI」(2022 / 30min)井原 純平
甲府にて撮影。
街に描かれたグラフィティアートをテーマにした作品。(予定)
「うつる」(2022 / 26min)山中 美於
山中美於監督は2022年、東京造形大学・映画映像専攻を卒業。
今作はコロナ禍において制約された制作条件の中、生まれ育った山梨の森や街を題材に1年かけて制作した卒業制作作品である。
学内のグランプリである ZOKEI 賞を受賞。
人はいつも目の前で起きている出来事に一喜一憂する。
人間関係、日常生活、失敗や成功。
敢えてそういったものにスポットライトを当てるのではなく、今作はもっと俯瞰した視点で【私=人】について捉え直している。
その媒介として【鏡】や【森】が登場する。
言葉を用いず、映像と環境音だけで構成されている。
見る人の視点によって、どんな物語が紡ぎ出されるだろうか。
【注意】
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上映日 | 2022年11月19日(土) |
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場所 | 甲府市中央2-13-20 3階 へちまSTUDIO |
11月19日(土)00:00〜 |
「In the beginning is chaos」(2022 / 7min)ノリコ ナカムラ 「GRAFFITI」(2022 / 30min)井原 純平 「うつる」(2022 / 26min)山中 美於 |
料金 |
1,000円 ※料金は最初の受付時にお支払いください ※各回13席限定 ※各回上映15分前開場 ※受付は3階 |
お問い合わせ | やまなし短編映画祭実行委員会 y.shortmovie.fes@gmail.com |
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