古き良き日本映画を語る夕べ

紅梅通り文化祭
かふふcinema倶楽部主催 

古き良き日本映画を語る夕べ
―― 増村保造『赤い天使』を題材に ――

甲府市出身の映画監督・ヌーベルバーグの旗手、増村保造。
邦画が勢いのあった黄金の60年代、大映の映画監督として活躍。
戦後ヨーロッパに学んだ作品手法は、国内外問わず高い評価を得ています。
特に本領発揮したのが、看板女優の若尾文子とのコンビ作品群。
父親が、身延町出身の若尾は、「山梨繋がり」で誰よりも増村との相性が一番よかったと語っています。

その出身地の甲府の中心市街地で、代表作の、異色傑作戦争映画『赤い天使』を鑑賞し、往時の日本映画の、クオリティの高さに驚嘆し、再現不可能な、撮影所主体の日本商業映画の深く豊かな映像世界を思う存分堪能しましょう。

華麗なる俳優陣。
層の厚い製作スタッフ。
底抜けな娯楽性。
時代の変遷で、馴染みがうすれた今こそ、日本が世界に誇った至高の芸術を再評価しませんか。

作品 『赤い天使』(昭和41年・大映)
主演:若尾文子 監督:増村保造
日時 平成29年10月6日(金)19:00〜20:50
会場 へちま3階 STUDIO
会費 無料(要ワンドリンクオーダー)